喉の構造をカタチにし可視化することで
安全な嚥下を解りやすくしました。
これまで見ることのできなかった咽頭の仕組みを透明なモデルで再現することにより、喉の構造をより深く理解することができるようになりました。
トラピスは嚥下治療、食事介護の現場等でむせと誤嚥予防の学習に最適です。
各部名称
液体を封入し、食物の流れを観察できる。
嚥下造影(VF)検査・嚥下内視鏡(VE)の検査画像だけではわからない
飲食物の流路
飲食物の
貯まる場所
飲食物の
貯まる量
声門との
位置関係
上記の現象がトラピスを動かしながら見ることができます。
各部シチュエーション
一般的な座位では、咽頭・喉頭が立ち上がり、食材が梨状窩に貯まります。
梨状窩の容量を超えると披裂喉頭蓋襞の披裂間切痕から喉頭侵入し誤嚥に至ります。
30度仰臥位では、梨状窩に3ccほど飲食物が貯められます。
完全側臥位では、食物は中咽頭レベルで咽頭側壁に沿って流れます。
咽頭側壁から梨状窩にかて20㏄ほど貯められその容量を超えると披裂喉頭蓋ひだを超えて喉頭に侵入しますが、重力方向が側方に働くため、容量が増え声門を越えるまでは誤嚥しません。
仕様
材料
プラスチック、オイル
大きさ
奥行き49mm×高さ134mm×幅49mm
重さ
340g
使用温度
約℃〜50℃
多くの方からお声をいただいています
ST教員
トラピスなら形と位置が見て分かるので、生徒に咽頭蓋を説明しやすくなりました。
医師
咽頭侵入まで再現できる精密さに感動しました。
医師
咽頭の立体構造と食物の流れが分かる画期的なモデルです。
看護師
院内研修には必要です。家族様にも嚥下障害が説明しやすいです。
看護師
一口量スプーン3ccがこんなところに詰まるとは目からうろこです。
看護師
口腔ケアで、横向きがいい理由が分かりました。説明しやすいですね。
介護職員
食道に流れないので、むせや誤嚥になることがよく分かりました。
理学療法士
姿勢を変えるだけで、誤嚥予防ができる重要性が分かりました。
作業療法士
梨状窩を探していました。こんなところにあるとは、スッキリしました。