エンジニアに必要不可欠な嗅覚。

      2020/06/04

先日、乾燥機の近くからゴムの少し焦げるようなにおいをわずか感じたので、「ドラム回転用に使っているゴムベルトが摩耗してきたんだな…」と思い、頭の中にある乾燥機の構造図から、使っているところのベルトの位置や色、大きさなどを思い出して、「確かあれは丸ベルトのポリウレタンのような素材のものだったな、発注しておこうかな」なんて何気なく思ったので気づいたのですが、
視覚を補うものは眼鏡やコンタクト、顕微鏡から望遠鏡など、色々あります。
聴覚を補うものは、聴診器やコンクリートマイク、ヘッドフォンから補聴器など、や
はりいろいろあります。
エンジニアに重要なのはその他には嗅覚です。
油の焦げる匂い、
ゴムの焦げるようなにおい、
直流電流系のものが焦げる匂い、
鉄がこすれた匂い、
匂いで異常を感じ、その次に視覚や、触感(温度)などで次の確証を
とりにいきます。
でも、匂いを補うものってないんですよね。
もっと匂いを視覚化する必要があると思います。
火事になる前に焦げる匂いでみんな気づきますからね。

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